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新たな挑戦

嫌気好気ろ床法(A2F法)

A2F(Anaerobic-Aerobic-Filter)

*A2Fは当社の嫌気好気ろ床法のセールスネームです。

 「嫌気・好気ろ床法」は,現在の一般的な処理法である好気性生物処理法に比べて発生汚泥量が少なく,省エネルギーで維持管理が容易といわれる嫌気性生物処理に着目して,小規模向けに開発された技術です。 当社では,終末処理場の処理方式として計画(基本・認可)及び実施設計において,本処理方式を含めた幅広い検討を行い,数多くの実績を上げています。 「嫌気・好気ろ床法」の最大の特徴は,嫌気性処理と好気性処理の組合せによりBOD及びSSの除去率がそれぞれ90%以上と安定した処理効果が期待できると共に,嫌気性ろ床槽内に高濃度保持された嫌気性徴生物の働きにより流入下水中の有機物の大半を分解・ガス化し,発生汚泥量を大幅に減量化することができる点です。
 また,

  • ・施設及び設備の運転管理に手間がかかりません
  • ・曝気に要する動力が少なく省エネルギーです
  • ・汚泥発生量が非常に少ないので汚泥処理の管理が容易になります
    ・汚泥処理,処分の費用がかなり安価になります
  • ・総じて維持管理費が安価です

 などのメリットがあると共に,OD法等の処理方式に比べて所要敷地面積が小さく済むこともメリットのひとつです。



佐賀県江北町 江北浄化センター

UAV(ドローン)を活用した現況調査

災害時の実用化,構造物調査に向けて

 2015年12月10日の改正航空法施行により,ドローンを安全に使用するための基本ルールが定められました。
 自治体においても,観光,防災,調査・点検などさまざまな分野において実用化に向けた実証が各地で行われています。

 今回はドローンの活用のなかでも,株式会社建設新聞社および株式会社九建日報に掲載されました紙面から,災害を想定した日新技術コンサルタントの取り組みをご紹介します。



バチルス菌優占化処理

 バチルス菌優占化処理とは,活性汚泥法と回転生物接触法をさらに進化させ高濃度廃水の処理等の諸問題を解決する画期的な水処理(廃水処理)システムです。
バチルス菌を活性汚泥槽内及びAT-BC装置(立体回転装置)で高濃度に優占培養することで,在来菌では処理できなかった窒素・リン等を効率良く除去し,更に悪臭までも除去できます。


  • バチルス菌


  • AT-BC装置(立体回転装置)

 バチルス菌とは,身の回りに多く存在するごく平凡な土壌細菌で,納豆菌は代表的なバチルス菌であり,紅茶,ウーロン茶,味噌,漬物,漢方薬などに含まれています。(活性汚泥細菌の一部にも存在します。)微生物学的にはバチルス属細菌(Bacillus sp.)と呼ばれ,真正細菌の属で芽胞(胞子)を形成するのが大きな特徴です。胞子から発芽すると桿菌(細長い棒状または円筒状を示す細菌)となり,栄養などの生育条件が整えばフィラメント化して成長します。繁殖力が強いため,貧栄養状態(高pHや低温,高塩濃度,高圧といった様々な極限環境)になっても胞子化し生き続けます。

バチルス菌のライフサイクル

バチルス菌優占化処理技術の特徴と導入効果

 バチルス菌を優占培養し増殖させることにより,汚泥の沈降性が向上し,固液分離が十分になされ,水処理の安定性が増します。また,汚泥処理における脱水性の改善がなされ余剰汚泥の発生量が少なくなるため,汚泥処理のコスト削減が可能です。さらにバチルス菌は,窒素や硫黄を好む細菌であるため,廃水中の窒素成分を分解する前の状態で短時間に摂取するので悪臭成分を同時に除去できます。これにより,脱臭装置が不要になります。


※ 顕微鏡写真 100倍

 終末処理場で実施されてきたバチルス菌優占化処理は大きく以下の2つの方法によります。
① 補助装置なしで実現する方法:活性汚泥法に代表される生物処理施設であれば,現有施設の改造をすることなく,活性汚泥中でバチルス菌を優占種にすることで,効果が実現できます。
② 補助装置を導入して実現する方法:バチルス菌とAT-BC装置(立体回転装置)を組み合わせることにより,バチルス菌の能力を有効的に発揮させることができます。

バチルス菌優占化処理を標準的な活性汚泥法と比較すると,以下のような導入効果があります。

  • ◾優れた消臭効果(処理施設の無臭化が可能)
  • ◾優れた有機物(BOD) ・窒素・リンの除去効果
  • ◾省エネ・省スペースにより増設・改造のコスト低減効果
  • ◾余剰汚泥の大幅削減効果
  • ◾既存施設の処理能力向上効果
  • ◾ランニングコスト低減効果

標準活性汚泥法とのフロー比較

 標準活性汚泥法とAT-BCシステムの処理プロセスを比較してみました。


(※)図中の数値は参考値であり,条件により異なる場合があります。

処理対象


その他,各種廃水処理に効果があります。

導入実績

  • AT-BCシステム導入事例(民間施設)

    処理対象 所在地 処理水量
    (m2/日)
    酒造廃水 宮崎 10
    製麺廃水 広島 300
    屠場排水 福島 1,500
    乳製品工場廃水 秋田 10
    乳製品工場廃水 埼玉 750
    畜産廃水 干葉 8
    洋菓子工場廃水 千葉 70

    表の例を始めとして全国に30ヶ所以上の実績があります。

  • AT-BCシステム導入事例(韓国公共施設)

    処理対象 所在地 処理水量
    (m2/日)
    し尿・畜産廃水 龍仁市し尿畜産処理場 300
    し尿 長城郡し尿処理場 120
    集落排水 釜山市 500
    処分場浸出水 ソウル市ごみ埋立地 2,000
    都市下水 海雲台下水処理場 4,000
    都市下水 平澤市下水処理場 45,000

    表の例を始めとして韓国では15ヶ所以上の実績があります。

処理水質(民間)

AT-BCシステム導入事例(民間施設)
処理対象 BOD COD SS T-N T-P
乳製品
工場廃水
原水 (mg/ℓ) 910 960 810 80 27
処理水 (mg/ℓ) 5 18 10 5 5
除去率 (%) 99.5 98.1 98.8 93.8 81.5
清涼飲料水
工場廃水
原水 (mg/ℓ) 3,290 2,880 170 - -
処理水 (mg/ℓ) 4 12 12 - -
除去率 (%) 99.9 99.6 92.9 - -
畜産廃水 原水 (mg/ℓ) 12,740 10,440 8,920 2,430 380
処理水 (mg/ℓ) 10 30 15 20 3
除去率 (%) 99.9 99.7 99.8 99.2 99.2
し尿 原水 (mg/ℓ) 7,480 5,570 11,290 1,810 434
処理水 (mg/ℓ) 6 18 38 12 4
除去率 (%) 99.9 99.7 99.7 99.3 99.1
乳製品工場廃水
  原水
(mg/ℓ)
処理水
(mg/ℓ)
除去率
(%)
BOD 910 5 99.5
COD 960 18 98.1
SS 810 10 98.8
T-N 80 5 93.8
T-P 27 5 81.5
清涼飲料水工場廃水
  原水
(mg/ℓ)
処理水
(mg/ℓ)
除去率
(%)
BOD 3,290 4 99.9
COD 2,880 12 99.6
SS 170 12 92.9
T-N - - -
T-P - - -
畜産廃水
  原水
(mg/ℓ)
処理水
(mg/ℓ)
除去率
(%)
BOD 12,740 10 99.9
COD 10,440 30 99.7
SS 8,920 15 99.8
T-N 2,430 20 99.2
T-P 380 3 99.2
し尿
  原水
(mg/ℓ)
処理水
(mg/ℓ)
除去率
(%)
BOD 7,480 6 99.9
COD 5,570 18 99.7
SS 11,290 38 99.7
T-N 1,810 12 99.3
T-P 434 4 99.1

処理水質(公共)

処理水質測定例(通伏下水処理場)
測定箇所 BOD CODMn SS T-N T-P
流入水 (mg/ℓ) 177 91 268 45.7 5.20
放流水 (mg/ℓ) 7 10 5 9.8 1.01
除去率 (%) 95.9 88.8 98.2 78.6 80.6
測定箇所 流入水
(mg/ℓ)
放流水
(mg/ℓ)
除去率
(%)
BOD 177 7 95.9
CODMn 91 10 88.8
SS 268 5 98.2
T-N 45.7 9.8 78.6
T-P 5.20 1.01 80.6

推奨するAT-BC装置

 バチルス菌を高濃度に優占培養し,曝気槽への流入負荷を減らすための装置で,塩化ビリニデン系繊維をタワシ状に加工した接触体と腐食の原因となる金属部分を極力なくした回転装置で構成されます。 AT-BC装置を導入することにより,バチルス菌の能力を有効に発揮させ以下のような効果を実現できます。

○回転体表面からの生物層の剥離を防止
○回転速度が速く,高い接触効率が確保
○高濃度廃水も無希釈で対応可能

※バチルス菌優占化処理に関して株式会社 バチルテクノコーポレーションとの業務提携を行っています。

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